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独自のタグ

  BSch3Vのタグは文字数に比べると幅が広めです。それに、文字数が変わると幅も変わるし、野暮ったいなあと思う人もいるでしょう。
  BSch3Vには、古い回路図エディタとの互換性を維持するために受け継いでいる仕様がいくつかあり、タグもそのひとつです。
  MS-DOSで動作していた回路図エディタCEで、8ピクセル×8ピクセルの文字を配置したときに適切な幅になるようにタグの幅を決めました。
  今では幅が狭めのフォントを使うのが普通ですので、みかけ上、文字数の割に幅が広くなってしまいます。

  将来的にはこの仕様も見直しになるかもしれませんが、とりあえず現バージョン(2009年4月現在Version 0.65.01)で独自のデザインのタグを使う方法を紹介します。

…といっても、実は部品でタグっぽいものを作るだけなので、次の制約があります。

LCoVで作る

次の設定で作成します

BSch3Vで配置する

LCoVで作ったタグを配置します。配置した独自のタグは次のように設定すると、NUT3WやNL3Wでうまく処理ができます。

タグを縦にしたときは、「値または名前」を「縦書き」に設定してください。
タグを回転すると、「値または名前」の位置はデフォルトの位置(部品の右下)に移動しますので、修正が必要になります。