バックワードアノテーション支援スクリプト

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  これをバックワードアノテーションと呼んでいいのかどうかわからないのですが、テキストファイルの指示に従って回路図ファイル内の部品番号を入れ替えるスクリプトです。

  古い回路図エディタBSch用にはBWAという同名の実行ファイルを提供していましたが、ここしばらく私自身が使うこともなく、ご要望もなかったのでBSch3V用には作らないままになっていました。
  最近になって私自身がBWAがあったらいいなあと思うような機会に恵まれました。
  でも、使用頻度も低いし、たいして複雑な処理でもありません。私自身の練習ネタにもよさそうな気がしましたのでPerlで作ってみた次第です。

スクリプトと下記サンプルデータ(bwa.zip 5,165bytes)のダウンロード

どんなときに使えるか

  あまり用途がありませんね。寂しいのでふたつ目の例はムリヤリ考えてしまいました。
  部品番号の入れ替えも、ちょっとの数なら回路図ファイルをBSch3Vで開いて手作業で直す方が早いかもしれません。まとめてドバッと処理するときにどうぞ。

  例によってPerlが必要です。Windows環境なら、あらかじめActivePerlをインストールしておいてください。

作業の例


1. 元の回路図(16F84.ce3)
  回路図を描いたあとでNUT3Wを使い、回路図ファイルの位置に従って自動で部品番号を振りなおしました。
  これの部品番号をPerlスクリプト bwa.pl で入れ替えます。

2. 元の回路図のバックアップ
  スクリプトを実行すると、元の回路図のバックアップを残すしくみになっていますが、念のため別のフォルダに回路図ファイルのバックアップを取っておくようにしてください。

3. 入れ替え指示のためのテキストファイルを準備する
  回路図ファイルと同名で拡張子がbwaのテキストファイルを準備します。

リスト 16F84.bwa
C1,C3
C2,C1
C3,C2
CN1,CN1
D1,D6
D2,D7
D3,D5
D4,D3
D5,D4
D6,D1
D7,D8
D8,D2
IC1,IC1
R1,R2
R2,R8
R3,R1
R4,R12
R5,R7
R6,R9
R7,R4
R8,R6
R9,R10
R10,R3
R11,R5
R12,R13
R13,R11
SW1,SW1
X1,X1

  カンマ区切りで1行にひとつ入れ替えルールを書きます。
  カンマの前が入れ替え前の部品番号、後ろが入れ替え後の部品番号です。
  X1やSW1のように入れ替える必要のないものはbwaファイルに書いても書かなくても結果は同じです。

4. スクリプトの実行
  Windowsなら、bwa.pl スクリプトと、元になる回路図(ここでは 16F84.ce3)と、bwaファイル(16F84.bwa)を同じフォルダに入れておくとキータイプが少なくて楽だと思います。

  Windowsでの実行の様子


  回路図ファイルを指定すると、最初に 16F84.bwa を読み込んだあとで、16F84.ce3の処理を行います。
  元のファイルは、16F84.ce3$という名前になって残ります。

  下はスクリプト実行後の回路図です