Qt-LCoによるライブラリの作成

 2003/08/17

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1. Qt- LCoの起動画面

  ウインドウの左が部品リスト、右が部品編集エリアです。
 

2. 部品の新規作成
  [Component]メニューから、[New]を選ぶと下のダイアログが現れます。

[Name] -- 作成する部品名
[Prefix] -- 部品番号のプリフィックス
[Width],[Height] -- 部品のサイズ
[Block] -- 1パッケージあたりに含まれる同一ブロックの数
[Use BitPattern] -- 図柄を使う場合はチェックします。

  入力を済ませたら[OK]ボタンをクリックしてください。
  部品リストに、新しく作成した部品の名前が現れます。それをクリックすると、部品編集エリアに未編集の部品が表示されます。(ビットパターンを使わない設定で新規作成すると、未編集の部品の四角の枠が緑色で表示されます)


 
 

3. パターンの編集
  部品が「ビットパターンを使う」設定になっている場合に、Qt-LCoのウインドウの右上の方にある[Pattern...]を押すと、パターン編集ウインドウが現れます。
  フリーハンド、直線描画、楕円描画のツールのほか、矩形で選択して、移動や回転、左右反転を行うことができます。
 フリーハンド、直線描画、楕円描画ツールのときには、左ボタンで描画、右ボタンで消去になります。

  描画が終わったら、[File]メニューから[Close]を選んで、ウインドウを閉じてください。(ここではファイル保存は行いません)
  LCoのウインドウに戻ると、部品の胴部に編集したパターンが反映されています。


 

4. ピンの編集
  編集したいピンの先端をクリックすると、赤い丸のカーソルが移動ます。
  ピンがまだNULLピンのとき(未定義のとき)には、まず、ピン形状の種類を選んでください。NULLピン以外のピン形状を選択すると、ピン定義ができるようになります。
[Value] -- ピンの名前(文字の前に \ をつけると、上線付き文字になります)
[Num] -- ピンの番号
[Hide pin number] -- チェックすると、Qt-BSchでピン番号を表示しません。ただし、Qt-LCoでは赤色で表示されます。
  なお複数のブロックを持つ部品の場合、[Block]の値を2以上にしているときには、ピンの番号だけが変更できます

必要な入力が終わったら、[Update]ボタンをクリックしてください。部品表示エリアにピンの編集が反映されます。


 
 

5. ファイルへの保存
  部品の作成が終わったら、[File]メニューから、[Save as] (既存のファイルを編集したときには [Save] )を選んで、保存してください。
 

6. その他
  下は、既存のファイルを開いた様子です。